頚椎症
(けいついしょうせいしんけいこんしょう)

頚椎の椎間板が傷んで骨が変形した状態が頚椎症で、脊髄からわかれて上肢へゆく神経根が圧迫されると頚椎症性神経根症、脊髄が圧迫されると頚椎症性脊髄症といいます。

症状
頚椎症性神経根症では首や肩あるいは腕に痛みやしびれが生じます。頚椎症性脊髄症では手足のしびれに加えて、ボタンやお箸の使用、字を書くことが不器用になったり、歩行で脚がもつれるようになったりといった症状が出ます。
診断
首や肩あるいは腕に痛みやしびれがあることと、頸椎を後方に反らせたり横に曲げたりすると、痛みやしびれが増強することや、手足の感覚や力が弱いこと、手足の腱反射の異常などで診断します。レントゲンでは頚椎の変形を認めることで診断します。頚椎症性神経根症のMRIは骨棘による神経根の圧迫を確認できる場合もあり、頚椎症性脊髄症のMRIは脊髄の圧迫を認めます。
治療
頚椎症性神経根症は保存的治療が中心となりますが、頚椎症性脊髄症で症状が進行するときは神経に不可逆的変化が生じることがありますので、漫然と保存療法を続けるのではなく、適切な時期に手術をおこないます。頚椎症性脊髄症による神経障害で、箸やボタンなどの手指の細かな運動がしづらくなったり、歩行障害や頻尿、尿閉、尿失禁または便秘などの膀胱直腸障害が出現したりした場合には手術を要します。頚椎症性神経根症でも筋力低下が著しい場合や、強い痛みで仕事や日常生活が障害されている場合は、手術的治療を行う場合もあります。
ニュース
2020/12/07
院長の書籍「頸椎症を自分で治す!最新版」が主婦の友社から出版されました。
2020/12/04
インフルエンザ予防接種(自費3,000円)を行っております。
2020/09/12
院長の記事「治らないってあきらめないで!腰痛」がバイラ2020年9月号(集英社)に掲載されました。

診療時間のご案内

診察は予約制ではありません。事前に診察希望日時にお名前をネットか電話で登録していただいた方から順番にご案内差し上げております。急患などの状況によっては、お呼びする順番が変わる場合がありますのでご了承ください。
※リハビリと装具は予約制となっております。

診療時間のご案内

診察は事前に診察希望日時にお名前をネットか電話で登録していただいた方から順番にご案内差し上げております。完全なる予約制ではございませんので、どの患者様も待ち時間が発生いたします。また、急患などの状況によっては、お呼びする順番が変わる場合がありますのでご了承ください。
火曜日・水曜日・木曜日は終日医師2名体制での診療を行っており、他の曜日に比べて少ない待ち時間でご案内できます。
※リハビリと装具は予約制となっております。

外来担当医表 2025年4月1日~

        
診療時間 ※第3火曜
08:30

12:00
榎本 榎本・宮本 榎本・黒岩 榎本・佐々部 榎本 宮本
14:00

17:30
榎本 榎本・宮本 榎本・堀江 榎本・佐々部 榎本猪瀬・宮本

脊椎:榎本医師・宮本医師・猪瀬医師
膝:堀江医師・佐々部医師
上肢:黒岩医師
骨粗鬆症:猪瀬医師
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初めて受診される患者様、前回の受診が4カ月以上前の患者様は【終了時間30分前】までにお越しください。
榎本医師は第3火曜日は終日休診となります。担当医は急遽変更になる場合がございます。
予めご了承ください。
宮本医師、黒岩医師、佐々部医師の診療は9:00からとなります。
土・日・祝日は休診となります。

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